ラボラトリーファーニチャー

ラボラトリーファーニチャー 研究者の所作を
ひきたてる相棒。

多種多様な研究活動が行われているラボラトリーにおける実験台は一品一様。
お客様のこだわりが詰まったアレンジを加えることではじめて研究現場にマッチします。
組合せの可能性を限界まで高め、研究者にとっての行為のバグを排除した場実験台は、
いつも研究活動の側に佇む相棒として機能します。

ラボラトリーのワークスタイルを
追求したデザイン

Usability

あらゆる体格でも作業しやすい天板高さ

日本人の平均身長はもとより個人差も視野に入れつつ、「立ったり座ったりを頻繁にくり返す研究活動の中で、ベストな天板高さはいくつか」というアプローチで検証した結果、導き出した850mmという天板高さ。すでに前シリーズでダルトンがスタンダードを築きましたが、MAGBITでもその思想を継承しています。

ハイポジションから生まれる数々のメリット

座った研究者の視線が高くなり、立位の研究者と対面する際の圧迫感が和らぐため、コミュニケーションを促進します。また、ハイポジションで座ることにより腰への負担が減るとともに、立ち/座りがしやすくなり、活発な動きを刺激。新たな知的創造の誘発や健康増進が期待できます。

スラントが及ぼすストレスからの解放

天板下引出の下部を斜めに落としたスラントディテールにより、太ももが当たる不快感を軽減。
特に腰かけている姿勢でのパフォーマンス向上が期待できます。

最大2400mm/1スパンで、自由な使い勝手を実現

スチールフレームタイプの実験台を1スパンあたり最大2400mmという構造とし、スチールタイプのシェルフにおいても同様のスパン構造を実現したことによって、研究活動に必要な備品をフレキシブルに収納することができます。

研究活動を推進するアイコニックな照明

スチールタイプのシェルフには、上部照明と下部照明が装備可能。圧迫感を与えず、天板面をやさしく照らす上部照明と、灯具の納まりを工夫することで、光源が目に入りにくい下部照明というユニークなディテールをデザインしました。

磨き上げた基本性能と安全性

Safety

高い実用性と心理的効果に配慮したダークグレー天板

もともと、日本のラボにおける実験台の天板色はブラックがオーソドックスでしたが、研究者への心理的ストレスが懸念されていました。そこで、既に欧州でスタンダードだったライトグレー色の天板を国内でいち早く採用し、ラボに明るさをもたらしましたが、試薬の識別がしづらいという新たなバグに直面。
ダルトンは試行錯誤の結果、ラボラトリー全体に落ち着きや安心感をもたらすダークグレーを標準色に据えました。

業界最高レベル※1の耐荷重性能を実現

標準仕様で、200kg/台※2の耐荷重性能※3を達成。オプションの補強材を追加するだけで、300kg/台までの重量に対応可能です。
※1 2023年9月現在。カタログ値ベースにおいて。
※2 W600~W1800での性能。W2100~W2400では150kg/台。
※3 垂直等分布荷重:最大積載時の作業面の変位量5mm以下。

※1 2023年9月現在。カタログ値ベースにおいて。
※2 W600~W1800での性能。W2100~W2400では150kg/台。
※3 垂直等分布荷重:最大積載時の作業面の変位量5mm以下。

耐汚染・抗菌性に優れたGLPクリーンボードを採用

両面化粧パーティクルボードには、ダルトンのラボグレード品「GLPクリーンボードを使用。F☆☆☆☆対応はもちろん、耐汚染性を持ち、スリ傷に強く、抗菌性にも優れています。
※GLPクリーンボード+は、当社製造工場における循環型リサイクルシステムを確立しています。

油性黒マジックによる汚染除去性
何度拭いてもハッキリ残ったまま
書いてもあまり残らず、2~3回拭き取るだけでキレイに

全ての引出・開き戸に耐震ラッチを標準装備

感知式・機構式の耐震ラッチを、全ての引出と開き戸に標準装備。地震発生時に内容物の飛出しを防ぐとともに、避難通路を確保する耐震ラッチは、東日本大震災でも効果を発揮しました。

収納物落下へのリスクヘッジ

スチール製シェルフには、耐薬品性に優れたポリプロピレン製のセーフティパイプ受けを装備。2段式とすることで、収納物に合せた地震対策を施します。また、奥行方向のパイプは両端だけでなく、中間部分にも取付けが可能です。木製シェルフには、可動式のパイプを据えることが可能です。

ロック機能搭載のストッパー付ワゴン

地震時に不用意に暴れない偏芯タイプのキャスタには、前輪2ヶ所にロック機能が備わっています。

真の拡張性を追求した、
自由度の高いグループ設計

Flexibility

自由な組合せを可能にした設計ポリシー

何かを選ぶと、他の何かが選べない」「何かを選ぶと、要らない何かもついてくる」そんな設計上のジレンマを解消したいという想いから、実験台の構成要素を見直しました。ベンチ、シェルフ、ワゴン、エネルギーシャフトというそれらだけでも物理的に完結するグループ単位で区切ることで自由度が格段に上がったセレクティビティを実現しました。

サービスライン

両端の固定パネル部にはコンセントなどの取付けができます。それ以外の部分は、配線やチューブの取回しや余長部の落し込みがスマートにできます。サービスライン内部には壁面4面全てにコンセントが設置可能で、底面にも特殊ガスバルブの取付ができます。

ワゴンバリエーション

実験台のひとつの重要な機能である収納。その主軸となるワゴンのバリエーションを増やすことで、シーンに応じたフレキシブルな運用の幅が広がりました。

エネルギーシャフトの規格化

ラボにおけるエネルギーシャフトは、その名のとおり、各種ユーティリティを実験台へ供給する、一種の道。ラボならではのユニークかつ重要なファシリティだからこそ、標準ラインアップに加えました。

  • 局所排気装置
  • ラボラトリー
    ファニチャー
局所排気装置

研究者が中心にいる。それがすべて。

今まで培ってきたノウハウをベースに、
研究者センタードなデザインを施すことによって、
新たなスタンダードをご提案します。

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