BUG SOLUTION movie
![動画サムネイル画像](/images/bug/btn_modal.png)
![BUG01](/images/bug/num_bug01.png)
ハンドルとノズルの
位置に迷い、
一瞬考えてしまう
迷いの原因となる位置関係
特にユーティリティリアサービスタイプのドラフトチャンバーでは、
ハンドルとノズルの位置関係が識別しづらく、「一瞬、動きを止め
てしまう」「誤ったハンドルを操作してしまう」という迷いや誤認に
つながるバグが発生していました。
![solution01](/images/bug/num_solution01-sp.png)
直感的な操作性で思考と
行為をシームレスにつなぐ。
![識別しやすいハンドルとノズルの位置関係](/images/bug/img_solution01.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
最適なレイアウトデザインが、迷いのないスムーズな操作性を実現。
特ガスのハンドルとノズルの位置関係を明確化するという設計思想のもと、ユーティリティ供給をサイドに集約し、迷うことのないスムーズな操作性を実現しました。
![](/images/bug/solve01-01.jpg)
![](/images/bug/solve01-02.jpg)
![BUG02](/images/bug/num_bug02.png)
立ったり座ったりする
過程で、ストレスの
“塵”が蓄積する
くり返す行為に潜むストレス
シェルフに付属した照明の光源が視界に入ったり、天板下の引出
に足をぶつけるなどと、立ったり座ったりをくり返す中で、小さなス
トレスが時間とともに積もっていました。
![solution02](/images/bug/num_solution02-sp.png)
立つ。座る。見る。
くり返す
動作だからこそもっと快適に。
![綿密に計算されたデザイン](/images/bug/img_solution02.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
綿密に計算されたデザインで、「光が目に入る」「足が当たる」という不快感を解消。
一日の中で、頻繁に立ち座りをくり返す行為に着目し、そこに潜む無意識のストレスを解消しました。
![](/images/bug/solve02-01.jpg)
![](/images/bug/solve02-02.jpg)
![BUG03](/images/bug/num_bug03.png)
サッシ枠に視界を
遮られ、ストレスを
感じる
肝心なときに視界に入ってくるあのライン
前面サッシを閉めた状態で、庫内の進捗を目視管理する際、機種
や研究者の身長によっては、サッシ枠やガラスの境目が視界を
遮ってしまうというバグが存在していました。
![solution03](/images/bug/num_solution03-sp.png)
もう、あなたの視界を
遮るものはありません。
![広くクリアな視界を確保](/images/bug/img_solution03.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
性別や体格を選ばないサッシ枠で、広くクリアな視界を確保。
サッシの吊り構造を見直したことで、サッシ自体の高さ寸法を最大化させることに成功。一般的な日本人より大柄な研究者であっても、視界を遮られることなく、庫内観察を行うことができます。
![](/images/bug/solve03.jpg)
![BUG03](/images/bug/num_bug04.png)
どの機器がエラーを
起こしたか遠目から
わからない
状況確認の難しさが生む非効率性
ラボ内で複数台のドラフトチャンバーを使用している場合、アラー
ムが鳴っても、遠方からはどの機器がエラーを起こしているのか
わからないという迷いのバグが発生していました。
![solution04](/images/bug/num_solution04-sp.png)
いざというときにこそ
直感で伝わるファサード。
![運転状況の視認性向上](/images/bug/img_solution04.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
あらゆる角度からステータスランプが運転状態を明示。
運転状態を知らせるステータスランプは、遠くからでも角度のない場所からでも一目でわかるようサッシ上部スラント面に設置。高い視認性を確保し、安全性向上にも貢献します。
![](/images/bug/solve04.jpg)
![BUG03](/images/bug/num_bug05.png)
もっと素敵な環境なら
モチベーションも
上がるのに
ちぐはぐなラボシステムが与える影響
一日のうち長い時間を過ごすラボ環境は、それ自体が無意識のう
ちに作業効率やモチベーションなど大きな影響を与えており、研
究活動の効率性や生産性に関わる心理的なバグが存在しました。
![solution04](/images/bug/num_solution05-sp.png)
あらゆる視点からの親和性を
醸し出すため
統一性を
追求した空間デザイン。
![統一感のあるラボシステム](/images/bug/img_solution05.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
統一感のある意匠性で、働き心地のよい空間へ。
ラボの中には、ドラフトチャンバーや実験台をはじめとするさまざまな設備が共存します。各々の色調だけでなく、スラントやフルアールといったアイコニックなディテールを纏わせることで、統一感のある空間を演出します。
![](/images/bug/solve05.jpg)
![BUG06](/images/bug/num_bug06.png)
ブラックは重過ぎる。
ライトグレーは
視認性が良くない
色彩が与えるマイナスの視覚効果
一般的な天板の色であるブラックは、暗い・重いなどの心理的影
響も。また、ライトグレーの天板は明るい雰囲気になるものの、落
ちた粉状の試薬が識別しづらいというバグを生み出していました。
![solution06](/images/bug/num_solution06-sp.png)
長い歴史を歩んできた結果
導き出した答え。
![心理面も考慮したカラー設定](/images/bug/img_solution06.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
高い実用性と心理的効果を考慮し、天板はダークグレーを採用。
天板のカラーは、従来のスタンダードであるブラックと前シリーズ(Uni∞Labシリーズ)の標準色であるライトグレーのメリットとデメリットを整理し、新たに「ダークグレー」を採用。粉状検体の識別しやすさはもちろん、スタイリッシュな印象が落ち着きや安心感をもたらします。
![](/images/bug/solve06.jpg)
![BUG07](/images/bug/num_bug07.png)
中間に仕切りが
あると広く使えない。
ちょうどいいところに
邪魔がいる。
自由度の低さに起因する非効率な動き
従来の実験台では、間口中間に仕切りがあったため、使えるスペー
スが限られたり、しまいたいところに物が置けないなど、非効率の
バグが存在しました。
![solution07](/images/bug/num_solution07-sp.png)
研究者は真のフリーを
手に入れる。
![棚の中も仕切りがなく広く使える](/images/bug/img_solution07.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
最大2400mm/1スパンで、自由な使い勝手のワイドな実験台。
1スパンあたり最大2400mmという構造で、広い足元スペースを確保。さらに、スチールタイプのシェルフにおいても同様のスパン構造を実現したことによって、備品をフレキシブルに収納することができます。
![](/images/bug/solve07.jpg)
![BUG08](/images/bug/num_bug08.png)
突然の大きな音の
積み重ねは
ストレスになり変わる
操作に際するノイズも立派なバグ
研究活動中に響く、「ガン」という耳障りな音。ドラフトチャンバー
とストッパーが接触する際の響く乾いた音は、何度も何度も耳元
でくり返されることによって、心理ストレスの原因になっていまし
た。
![solution07](/images/bug/num_solution08-sp.png)
衝突音を最小限に。
研究者の聴覚に起因する
バグに対するアプローチ。
![音によるストレスを軽減](/images/bug/img_solution08.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
サッシ枠とストッパーが接触する際の衝突音を軽減。
サッシグリップの形状をゼロから見なおし、サッシ自体を軽量化することによって上下サッシの操作は「持ち上げる」から「つまむ」という新たなスタンダードに。サッシを上下する際に発生するストッパーとの衝突音を軽減しました。
![](/images/bug/solve08.jpg)
![BUG09](/images/bug/num_bug09.png)
人が集まる
場所だから、
もっとスペースを
活用できたら…
コミュニケーションの妨げとなる
デッドスペース
エネルギーシャフトは配線や配管を通すことが役割ですが、日本
の限られたラボ空間では、デッドスペースを有効利用するための上
手な使い方が求められていました。
![solution09](/images/bug/num_solution09-sp.png)
ラボでのコミュニケーションを
より深く、活発に。
![あらゆるタイプに付属するエネルギーシャフト](/images/bug/img_solution09.jpg)
![HOW TO SOLVE](/images/bug/solve.png)
限られた空間を創造の場へ。人が集まるオープンなスペース
ラボにおけるエネルギーシャフトは、その名のとおり、各種ユーティリティを実験台へ供給する、一種の道。ラボならではのユニークかつ重要なファシリティだからこそ、標準ラインアップに加えました。
![](/images/bug/solve09.jpg)
エネルギーシャフト