66コンビネーションサッシサイドビューハンドルとノズルは左右の支柱に集約し、対となる組合せの高さを揃えることで直感的操作を実現しました。サッシの吊り構造を見直したことで、サッシ自体の高さ寸法を最大化させることに成功。一般的な日本人より大柄な研究者であっても、視界を遮られることなく、庫内観察を行うことができます。業界初の「3本レール式コンビネーションサッシ」は、上下サッシを開けずに必要な場所に手が届き、開口面積を最小限にとどめます。(固定ガラス仕様も選択可能)フード内の実験内容が側面からも確認でき、視認性を高める「サイドビュー」は、従来よりも大型化を実現し、搭載できるモデルを拡充しました。研究者がより生産性の高い研究活動に勤しむことができるよう、研究活動に潜む様々なバグを徹底的に追求。知的創造性を向上させる次代のスタンダードとして、新たなユーザビリティを形にしました。ユーティリティハンドルとノズルの位置関係サッシ枠の拡大操作性に対するアプローチドラフトチャンバーにおけるインターフェイスはいくつかありますが、それらを操作する瞬間ひとつひとつの行為をイメージして設計ポリシーに落としこみました。さらなる視認性のアップグレード広い視野を確保できることは、研究活動の合理化やコミュニケーションの活発化につながるため、視認性に対するデザインも施しました。⾏為のデザインから導き出したユーザビリティ
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